顕微鏡組織標準片
ものづくりにおいて、材料の選定と品質の確保は最も重要な要素の一つです。
特に金属材料においては、化学成分だけでなく、その組織状態が性能に大きく影響します。
「顕微鏡組織標準片」は、実際の組織を自らの目で確認しながら理解を深めるための標本と解説書のセットです。
本製品は、金属組織学を学び始めた「初学者」から現場で活用する「ベテラン技術者」まで、幅広い用途に対応します。
金属組織の学習は、技術書に掲載された写真や図を用いて行われることが多く、関連する書籍も数多く存在します。
しかし、これらの写真と、実際の試料を顕微鏡で観察した場合とでは、見え方や受ける印象が大きく異なることがあります。
そのため、実物試料を用いた観察は、金属組織の理解を深めるうえで極めて重要です。
このような考えのもと、1959年、当時の東京都工業奨励館 材料部長であった石田制一先生の指導により、「顕微鏡組織標準片」は製品化されました。
本標準片は、公設試験研究機関および大学の研究者によって構成された「材料技術教育研究会」により、標本とする材料および代表的な組織が選定されており、あわせて解説書『標準顕微鏡組織』が執筆されています。

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